サービスの、その先へ。
全国のキャタピラーディーラー拠点で、現場を支える人々をご紹介します。
Story 03 四国建販 松山支店 サービス課 係長兼メカニック 寺島康造
マシンのダウンタイムを1秒でも減らす。その先にお客様の利益がある。
四国建販 松山支店 サービス課で係長兼メカニックとして活躍する寺島康造。勤続14年。
自動車整備士として培った経験を生かしながら、建設機械の点検・整備に携わり、
メカニックとして約20年にわたり現場を支えてきた。
2025年にはGlobal Dealer Technician Challengeに出場し、アジア予選で2位となり準決勝へ進出。
周囲からは「仕事を確実にやり遂げる人」と評され、納得いくまで調査や作業に向き合う。
その探究心が技術力とお客様からの信頼につながっている。
幼い頃から機械に興味がありました。そのきっかけは、長年キャタピラーに携わっていた父の存在です。自動車整備士として経験を積んだ後、キャタピラー製品のメカニック募集を知り、自分の経験を生かせる環境だと感じました。幼い頃から親しみのあったキャタピラーブランドに携わりたいという思いもあり、サービスの道を歩み始めました。
入社後は胆沢ダム建設現場での研修を通じて、多くの先輩方から技術だけではなく、仕事への姿勢や責任感を学びました。その経験が今の自分の基盤になっています。
その後に担当した新石垣空港建設工事は、私にとって初めての大型プロジェクト。当時は、とにかく現場を止めないことに必死でした。お客様は大規模工事の最前線で活躍する経験豊富な方ばかり。今振り返るとご迷惑をお掛けしたこともあったと思います。
それでも工事が完了した際、そのお客様の一人から掛けていただいた言葉は、今でも忘れられません。
「寺島君が担当で良かったよ」
経験豊富なお客様からいただいたその一言は、私にとってサービスパーソンとしての原点です。今でも現場に向かうたびに思い出します。
私がお客様と接するときに大切にしているのは、まずお客様の立場や状況を理解することです。お客様が何を求めているのかをしっかり伺い、実現可能なサービスを一緒に相談しながら決めることを心掛けています。
これまでには、大型船を動かす主力エンジンでもあるCat 3606(ディーゼル発電装置)の開放点検など、責任の大きな仕事も経験してきました。タイトな納期に加え、狭く暗い船内での作業は、ミスや労災のリスクと隣り合わせ。さらに、海上でのトラブルは運航に大きな影響を及ぼすため、一つひとつの確認にも自然と力が入りました。
「品質を守るためには、一つひとつの確認を決して疎かにしてはいけない。」
その重要性を改めて実感した経験です。
そうした経験を重ねる中で、自分の中に一つの信念が生まれました。
「機械が止まっている時間を1秒でも減らし、お客様に利益をもたらすこと」です。
機械が止まれば、お客様の仕事も止まってしまいます。だからこそ、少しでも早く機械を復旧させ、お客様の現場を支えることが私たちの役割です。そのために技術を磨き続けること。そして、お客様の声に耳を傾け続けること。
キャタピラーの製品やサービスは常に進化しています。サービスコミットメントをはじめ、さまざまな取り組みやツールも日々進化しているため、そのスピードに遅れることなく技術の向上に努めています。知識や技術を磨き続け、お客様へ新しい価値を届ける。その積み重ねが大切だと感じています。
また最近は、人材育成にも力を入れています。若手メカニック一人ひとりの個性や理解度に合わせながら、分かりやすく指導し、成長を支えられるリーダーになりたいと思っています。
お客様の現場を支え続けること。そして、お客様の利益につなげること。
その思いを胸に、これからも最前線で機械と向き合っていきます。
四国建販 松山支店
サービス課 係長兼メカニック
寺島 康造
Taizo Terashima
山口県出身。2012年入社。
自動車整備士を経て現職へ。
2025年にGlobal Dealer Technician Challengeへ出場。アジア予選2位入賞
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