Caterpillar社、AP1000FおよびAP1055F舗装機をPaving Products機械系列に追加

世界リリース向け(欧州を除く): 2014年11月
リリース番号: 558PR14

Cat® Paving Productsの新型Fシリーズ舗装機は、その大きな利点として、さらに向上した性能に加えて操作性に優れたインターフェイスを持つテクノロジを備えています。

高い燃料効率

さまざまな機能により、高い性能レベルを維持しながら燃費をさらに向上させています。出力を損なうことなく欧州Stage IVおよび米国EPA Tier 4 Final排出ガス規制に 適合している167 kw(225 hp)Cat C7.1 ACERT™エンジンが、この性能をサポートしています。一部のFシリーズ・モデルでは、米国 EPA Tier 3およびEU Stage IIIAと同等の排出ガス規制に適合しているCat C7.1エンジンも搭載できます。このエンジンの出力は186 kW(249 hp)です。

Fシリーズ舗装機はECOモードを標準装備しています。ECOモードをオートマチック・エンジン・スピード・コントロールと共に使用すると、エンジン回転数を効率的に制御し、燃料効率を最適化し、騒音レベルを低下させ、舗装機をスムーズに運転することができます。エンジンが高負荷しきい値に達した場合やさらに冷却する必要がある場合も、このコントロール機能により回転数が自動的に調整されます。

一体型ジェネレータとスクリード加熱システム

新開発のスクリード加熱システムにパワーを提供する一体型ジェネレータも、燃費向上に一役買っています。Caterpillar独自のFシリーズ・ジェネレータは、革新性で知られるCat D7Eブルドーザを設計・開発したチームと同じチームによって開発されています。

この一体型ジェネレータは、舗装機のエンジンに直接接続され、機械の中心部品として作動します。SE60シリーズ・スクリードの熱拡散性能はさらに改良されています。このジェネレータを組み合わせることで、スクリードが適切な温度に達するまでの時間が従来の30~45分から約15分へと短縮されています。

Fシリーズ舗装機は加熱中でも約1,300 RPMで作動します(一部の競合他社機では2,200 RPMが必要です)。必要な回転数が低いため、騒音レベルも低くなります。このため、住宅地でも早朝から作業することができます。

テクノロジ

タッチスクリーン・ディスプレイを使用して、機械の操作と調整をより柔軟に行うことができます。カラー・ディスプレイは高い視認性と使いやすいオプションを備えています。新機能のコントロールは、タッチスクリーンで行います。最も頻繁に使用される機能のコントロールは、従来通りスイッチで行います。

新型の自動充填フィーダ・システムはシングル・スイッチで作動します。これによりセットアップが簡単になるため、オペレータの経験や技術レベルの違いによる作業の差を少なくすることができます。

このスクリード加熱システムは診断機能を備えているため、スクリード温度センサが故障した場合でも中断なく舗装作業を進めることができます。このシステムは自動的に補正を行うため、均一で中断のない舗装作業が可能です。

コンベアの比率コントロールが、スクリードから制御できるようになりました。従来は、コンベア比率を制御できるのはトラクタ・オペレータだけでした。また、混合高さをトラクタから調整できるようになったため、作業をより柔軟に行うことができます。ペンダント式コントロールが使用できるようになったため、スクリード・オペレータは機械の横に立って操作することも可能です。

コンソールの操作

オペレータ・コンソールの機能は、さらに強化されています。コントロール装置はそれぞれ、ユーザが求めるとおりの簡素さと柔軟性を備えています。限られた機能のみを使用する場合は、手元にまとめられた効率的なコントロール・システム(ほとんどが従来のモデルと同じ位置にあります)を使用できます。より多くの機能を使用するには、タッチスクリーンを介してさまざまなメニューにアクセスします。

独自の推進・フィーダ・システムの設定は、スイッチ1つでステーション間を相互に転送できます。速度、操作、走行の各モードは、両方のステーションで自動的に調整されます。

舗装機のオペレータはシートから離れることなくスクリードのさまざまな調整を行うことができます。Catグレード・コントロールは、必要に応じてトラクタのコンソールから操作できるようになりました。単一ボタンのオートフィーダ・システムは、4つのスイッチとして機能します。自動充填ボタンはオーガの運転とコンベアの運転に切り替えて使用できるため、オペレータはスタートからマテリアルの適切なヘッドを形成できます。

暖機/クリーンアウト・モードでは、フィーダ・システムが低い回転数で運転されるため、オペレータは洗浄作業を実施できます。また、自動的にオーガが持ち上げられるため、輸送が容易になります。コントロール装置とそれに関連するテクノロジの一部を使用したくない場合は、スクリードにある「ロックアウト」を使用すれば、誤操作を防止できます。

Mobil-Trac™アンダキャリッジ

Fシリーズ舗装機は、革新的なアンダキャリッジを特長としています。完全ボギー構造のサポート・ローラは、凹凸に関係なく路面との接触を維持します。オシレーチング・ボギーがずれやけん引ポイントの動きを最小限度に抑えることにより、マットを滑らかに仕上げることができます。

Mobil-Tracシステム(MTS)は、標準的な鋼製トラックではなく、オシレーチング・ボギーとゴム製ベルトを装備しています。ゴム製ベルトは摩擦駆動であり、トレッド付きトラックまたはスムーズ・トラックを装備できます。MTSを使用すると、走行速度をホイール舗装機に合わせることができます。このシステムは、トラック舗装機のトラクションとホイール舗装機の速度と機動力を実質的に併せ持っていると言えます。もう1つの大きな利点は、さらに向上した操縦性です。

ホイール・アンダキャリッジ

Fシリーズのホイール舗装機には、6輪駆動のオプションがあります。6輪駆動は、強化された油圧システムを使用してトラクションを最適化し、従来のモデルよりも200 %大きなフロント引張力を発揮します。フロント・ホイール・アシストまたは4輪駆動のオプションにより、フロント・ホイールのけん引力を従来モデルよりも50 %増加させることができます。新製品のラジアル・タイヤにより、トラクションが向上しています。圧縮された砂利ベースやアスファルト上でテストした場合、このタイヤは既存のラジアル・サンドリブ・タイヤよりも20 %大きな引張力を発揮します。

オプション

スクリードには、SE60 V、SE60 V XW、SE60 VT XWの3つのオプションがあります。XWモデルのフレーム構造は共通しています。V XWは振動バーのみ、VT XWは振動バーに加えてタンパ・バーを利用できます。

スクリード・プレートは、Caterpillar独自の耐摩耗鋼を使用することで寿命が延長されています。この鋼は、モータ・グレーダのカッティング・エッジに加えて、AS3301C、AS3251C、AS4252Cスクリードにも使用されています。

スクリード・エクステンションには、独自の2スピード・プロポーショナル・コントロールが装備されています。これにより、障害物近くでの応答性を向上させ、ハイウェイ用途でのコントロールの精度を高めています。ペンダント・コントロールを使用すると、オプションの油圧エンドゲートの高さだけでなくエクステンダ幅やけん引ポイントの高さも調整できます。このコントロールにより、スクリード・オペレータは操作位置に関して高い柔軟性を得ることができます。機械加工したスクリード・フレームを追加しているため、スクリード・プレートはボルトでフレームに容易に取り付けることができます。

乗り心地とマット品質に優れたSE60 Vスクリードは、小型で軽量なため、都市部でさまざまな用途に使用できます。このスクリードは、現行のAS3301C振動スクリードに取って代わるものです。

SE60 XWシリーズ・スクリードは、より高密度で非常によく締まったマット・テクスチャに仕上げることができます。また、XWシリーズは、全幅10 m(33 in)でのクラウン、伸長スロープ、伸長高さを完全に油圧でコントロールすることができます。これは、幅の広い舗装作業で最適なマット・テクスチャと密度を確保するために特に重要です。

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