チルトローテートシステム TRS8

ワークツールの最適なコントロールを実現し、柔軟性が高まっています。

グリース注入口が1箇所にまとまっていることで、ユニット全体にすばやく簡単にグリースを塗ることができます。

アップグレードされたソフトウェアが、標準装備のモニタリングセンサを介してアタッチメントの位置をオペレータに通知します。

熱をより効果的に分散し、グリースよりも優れた潤滑を提供するメンテナンスフリーのソリューションです。

高い回転トルクとセルフロック機能を備えたウォームギヤボックスにより、あらゆる方向に全出力で掘削できます。また、ギヤは最大機械力に対応し、負荷をTRSの構造全体に分散できます。

バルブが保持圧力を維持し、指令で求められる負荷制約下でシリンダが動き出すことを防止します。

視覚検証インジケータにより、カプラがアタッチメントを適切な位置に正常にロックしたことをキャブから視覚的に確認できます。

LCS（Locking Control System、ロッキングコントロールシステム）は、クリックカプラ油圧シリンダに統合された電子式ポジションセンサを組み込んでいます。このセンサから、クイックカプラ内に取り付けられた電子プロセッサに正確で信頼性の高い入力が送られます。入力が送られたマイクロプロセッサは、電気ハーネスを介して次世代MHE車両エレクトロニックコントロールモジュール（ECM、エレクトロニックコントロールモジュール）にデジタル通信を提供します。このデータは、オペレータのディスプレイ画面に表示され、ロック状態の変化時に音声で通知されます。

以下の次世代機械およびシリアル番号とのみ互換性があります。

• 307.5 - S/N GW7 1以降
• 308 - S/N GG8 1以降
• 308 - S/N GW8 1以降
• 308.5 - S/N GZ8 1以降
• 309 - S/N GG9 1以降
• 309 - S/N GW9 1以降
• 310 - S/N GWT 1以降