Center shift - Hydraulic cylinder
Center shift - Hydraulic cylinder

Cat®センターシフトシリンダーの交換

CATセルフサービスオプション(SSO)

Cat®センターシフトシリンダーは、ご使用になっているモータグレーダの特殊機能のために設計されています。特別なCat油圧シリンダーシールと組み合わせれば、機械の寿命を伸ばし、生産性を向上させることができます。センターシフトシリンダーを交換する必要がある場合には、セルフサービスオプションを使えば簡単に自分でその作業を行うことができます。その中には、純正なCatシリンダー、推奨ツールのリスト、点検説明書その他がすべて一つの便利なパッケージとして含まれています。



 

 

メンテナンスのヒント

これらに共通する修理インジケーターを見守る:

  • 過度のドリフト

  • 漏れ

  • サイクルタイムの増加

  • シリンダースピードの減速

  • ベントロッド

  • スコア/スクラッチ傷の付いたロッド

  • シリンダーの損傷

  • 生産性の減少

  • 汚染された作動油

  • 油圧シリンダーシールの損傷

  • 製造元が推奨する仕様を越えるか下回っている油圧オイル圧

 

 

 

 

セルフサービスオプションによるCatセンターシフトシリンダーの交換には以下のものが含まれています:

 

推奨パーツ

 

推奨ツール

 

  • 油圧シリンダーの修理台

  • 保持リングプライヤー

  • 昇降装置

  • つり革

  • 油圧ラインの汚染コントロール(キャップ、プラグ、パン等)

  • シールピック

  • ピンプラー

  • ベアリングプラーアダプタ

  • 油圧シリンダーホーン

  • 修理に関する説明書が含まれている

追加オプション

 

  • 油圧シリンダー用Catシールキットピン

  • 新型Cat油圧シリンダー

  • Cat Reman油圧シリンダー

  • Kidneyループ/フラッシュ/交換用油圧システム液

  • S•O•SSMサンプルキット

  • 全てのセルフサービスオプション

 

 

以下のモデルにおいて利用可能:

モータグレーダ

120B, 120G, 120H, 120K, 120M, 140G, 140H, 140K, 140M

頻繁に出される質問

 

 

 

シリンダーの欠陥の典型的な原因は何か。

頻繁な利用や現場の過酷な条件が、シリンダーに欠陥がもたらす原因になります。衝撃、腐食、摩損もすべてそれぞれ欠陥をもたらす原因となり、機械のパフォーマンスに深刻な影響を及ぼすことがあります。しかし驚くべきことに、多くの油圧システムの欠陥は、汚染にその原因を求めることができます。

汚染が起こる可能性のあるひとつの場所が、シリンダーシールのある所です。たとえロッドに些細な不完全性があっても、汚染を導く原因となることがあります。それがシリンダーの穴やピストンのシールに損傷を与え、その結果内部の漏れや効率の喪失が生まれます。オペレーターが問題を探知する前に損傷が起きていることがよくあります。

油圧システムの重大な損失は、オペレーターがそれに気づく前に最大20%にまで達することがあります。ですから燃料消費が増える一方で、効率の損失が生まれてしまいます。結果的に、汚染はポンプ、モーター、バルブを含めて、油圧システム全体に及ぶことがあります。それが原因となって、破滅的な損傷や余分にダウンタイムが生じることがあります。
 



 

どうすれば汚染を予防して、シリンダーが損傷する事態になるのを防ぐことができるか。

  • 定期メンテナンスや予防的なチェックを含めて、油圧システムをクリーンに保つためのステップを積極的に取っていく。機械のオペレーション&メンテナンスマニュアルに含まれた特別な指示を参照してください。
  • S•O•S液分析と共に、高品質のCatフィルターとCat液を利用する。どこかがおかしいと気づく前に、問題の所在を探り当てる手伝いをしてくれます。
  • Catディーラーにお願いして、油圧システムの技術的分析を実施してもらう。シリンダーのドリフトレートや、サイクルタイム、システム圧の検査が隠れた問題を特定する手伝いをしてくれます。

 


 

 



 

油圧システムの点検はどのように進めたらよいですか。

まず、エンジンを起動して、うなり音や摩擦音のようなノイズが聞こえないか耳を済ませてください。それらはポンプのキャビテーションや、あるいはベアリングの緩みや欠陥のサインになることがあります。

次に、機械をシャットダウンさせてください。キーをオンポジションまで回転し、レバーを前後に移動させて油圧圧力を放出します。点検を続ける前に、コンポーネントに冷却する時間を与えてください。

それから機械の周りを回って目視検査を行ってください:

  • サイトゲージをチェックして、液体を補給する必要はないか確認する
  • ステアリング/ブレーキバルブや油圧ポンプエリアのケースに漏れや損傷がないか確認する
  • ホースのクランプに緩みや損傷がないか確認する
  • オイルのクーラーやコンデンサーのラインを見て回って、ホースの摩損や接続部の漏れを点検する
  • ファンモータの接続部に漏れがないことを確かめる
  • 漏れがはっきりとは分かりにくいリフトシリンダーシールやティルトシリンダーシール周りの汚れ形成をチェックする
  • シリンダロッドやリンケージピンまたはジョイントに損傷がないことを確かめる

メモ:機械のオペレーション&メンテナンスマニュアルに含まれた特別な指示を常に参照してください。
 



 

交換時にCat油圧シリンダーを選ぶべきなのはどうしてか。?

Catの油圧シリンダーはより優れた耐久性と精密性を目標に設計されており、タフな利用条件に対して理想的な選択になります。

  • シリンダーバレルがエンドキャップによって閉じられ、研ぎ澄まされて汚染のリスクを減らし、シールの寿命を伸ばします。
  • ロッドアイが、より強力な接合ボンドのための慣性摩擦圧接プロセスを通して、ピストンロッドに付着されます。
  • シーリングシステムが圧力スパイクを吸収し、側面荷重に抵抗して、汚染を防ぎます。
  • ロッド上の高周波焼き入れがいっそう大きな焼き入れの深さを生み出し、この結果機械的な特性が改善されて、へこみや傷、内部衝撃のような損傷に対して保護する働きをします。












     



 

 

 

 

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オンラインオーダー

メンテナンスと修理が迫っている場合には、この方法が時間と努力の節約になります。Catセルフサービスオプションは、parts.cat.comでいつでもオンラインで注文することができます。

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簡単な修理やメンテナンスに必要になるものを、Catのセルフサービスオプションを利用して取得してください。Catパーツにはツールと、分かりやすく説明された点検説明書、技術的サポートへのアクセスが含まれています。

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